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冷え性に対する当帰芍薬散の臨床効果に関する研究
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本研究では、慢性的な冷え性を有する成人女性120名を対象に、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)の投与が自覚症状および表面体温に与える影響について、プラセボ対照二重盲検試験を実施しました。
検証結果
- 当帰芍薬散群では、投与開始から4週間後に手足の表面温度が平均 1.2℃ 上昇した。
- 「冷え」の視覚的アナログ尺度(VAS)スコアが有意に改善した。
- 特に「血虚(けっきょ)」の所見を持つグループにおいて著しい効果が見られた。
専門家による解説
当帰芍薬散は、血を補い、水分代謝を整える働きがあり、冷えとそれに伴う浮腫(むくみ)が気になる方に適した処方です。この研究結果は、漢方薬が末梢の血流を改善するという科学的根拠を裏付けるものとなっています。